外国為替とは

【外国為替とは】
「外国為替という」言葉を聞と、「なんだか難しそう……」と思われがちですが、私たちの生活の中にも知らず知らずのうちに為替取引がおこなわれています。

たとえば、海外旅行に行くと世界の国々ではそれぞれ違った通貨が使われています。
米国ではドル、英国ではポンド、フランスではユーロといった具合です。
このため、米国に行く場合には、円をドルに替える必要が出てきます。


外国為替とは異なる通貨を交換することです。
10万円を持って米国に行こうと思ったあなたは、ドルを扱っている近くの銀行で両替をしました。
このときの為替レートは、1ドル=115円だったので、10万円は約870ドルになりました。
このように、円をドルに替えることが外国為替です。

つまり、外国為替とは異なる通貨を交換することで、この行為を為替取引と言います。
同じように、イギリスに住む人が日本へ旅行に行くために、ポンドを円に両替すれば、これらも為替取引になります。

たとえば、個人が外国のインターネット通販を利用する場合、最近ではクレジットカードでの決済が一般的になってきました。

しかし、海外の通貨で価格設定されている商品代金をの日本円で支払うわけですから、実はここでも為替取引が行われていることになります。
このように、為替取引とは、意外と身近で行われているものなのです。

経済のグローバル化が進むなか、多くの企業が為替取引を行っています。
国内でモノを製造し海外に輸出する企業は、代金として受け取った外貨を銀行で円に替えます。

一方、海外からモノを輸入している企業は、銀行で円を外貨に両替したり、あるいは海外市場で外貨建ての債券を発行するなどして外貨を調達し、決済しているのです。

【為替レートは、2つの通貨の交換比率】
さて、先ほど銀行で円をドルに替えた際、10万円が約870ドルになり、このときの為替レートは1ドル=115円でした。
為替レートとは2つの通貨を交換する比率のことで、外国為替相場ともいいます。

外国為替の市場では、為替レートが各国の経済状態や指標などによって刻々と変化します。

このため、1ドル=115円のときにドルを買い、120円になったときにドルを売ることで1ドルあたり5円の利益が得られます。
仮に1万ドル買っていたとすれば5万円の利益です。

実際、こうした取引が外国為替市場では常時行われているのです。