円高、円安とは?

【円高、円安とは?】
新聞やテレビで「円高」「円安」という言葉を良く耳にします。
たとえば、新聞の見出しに「外国為替市場、円高で輸出企業の採算悪化」とか「円安の影響で輸入している原材料費が上昇のため値上げ!」いったような記事を目にしたこともあると思います。

円高とは円の価値が高まること
為替レートが1ドル115円から1ドル110円になった場合、円高になったのでしょうか?
それとも円安になったのでしょうか?
「115円が110円になったのだから円安」と思われるかもしれませんが、正解は円高です。

具体例として、1ドルのハンバーガーを買ったときを例にしてみましょう。

為替レートが1ドル115円のときに1ドルのハンバーガーを買うためには、115円を払います。

しかし、1ドル110円になると、同じ1ドルのハンバーガーが5円安い110円で買えることになります。
この5円安く買える分だけ、1ドルあたりの「円」の価値が高まったことになり、これを「円高」といます。

反対に、為替レートが1ドル120円になったときは115円で買えたハンバーガーが5円高い120円払わないと買えないことになります。

これは、1ドルあたりの「円」の価値が「安」くなったことになるので、これを「円安」と言うのです。


買ったドルを円安時に売って利益を得る

1万ドルを買った場合

【円安になると…】
あなたは1ドル110円のときに1万ドルを買いました。
そのために、110万円を払います。

しばらくすると、ドルの為替レートが円安に動き1ドル115円になったので、持っていた1万ドルを売却することにしました。
その結果、115円×1万ドルで115万円が戻ってきました。

ドルを購人するのに必要な資金は110万円、戻ってきたのが115万円

購入金額110万円−売却金額155万円=5万円←利益

との差5万円が、この取引の利益になります。


【円高になると…】
1ドル115円のときにl15万円で1万ドルを買って、円高の1ドル110円になったときに1万ドルを売却したとしましょう。

戻ってくるのは1万ドル×110円=110万円となり
115万円の資金に対して5万円のマイナスとなってしまいます。


このように、為替取引の世界では、円高のときにドルを買い、円安のときに売ると利益を得ることができます。