外国為替証拠金取引の流れ

外国為替証拠金取引の流れ

FX(外国為替証拠金取引)の基本は円高で買って円安で売る、またはその逆です。
外国為替証拠金取引のしくみと取引方法を具体的に解説していきたいと思います。
まず、1万ドルを買った場合を例に、取引全体の流れを見てみましょう。

●常に変化するポジションをチェック
最初のステップは新規注文、すなわち外貨を買う(または売る)ことです。
あなたは経済情勢やニュースなどから、この先、円安ドル高になりそうだと予想しました。
円高時にドルを買って、円安時にドルを売ると為替差益が得られるので、1万ドル購入することにしました。

外国為替証拠金取引を始めるには、為替事業者に口座を開設し証拠金を入金しておく必要があります。
入金後、パソコンから1万ドルの買い注文を出します。

注文は成立、1ドル=115円で1万ドルを買えました。

購入した1万ドルは、刻々と変わる為替レートによって評価額が変動します。
1ドル=115円で購入した1万ドルは、その瞬間は115万円ですが、114.50円になると114万5,000円に、116円になると116万円になります。

このように損益の確定していない注文を、ポジションと言います。
証拠金取引では、為替レートに含わせて損益も変わります。
ポジションの損益は為替レートの変動によって常に変化しているため、日々チェックして、利益のチャンスを逃さないようこまめにチェックしましょう。

●高金利通貨で毎日貯まるスワップポイント
定期預金に利子がつくように、ポジションにはスワップポイントの受け取り、または支払いが発生します。

これは、通貨間の金利差を調整したものです。
たとえば、ドルは円よりも金利が高いので、あなたが購入した1万ドルには、自動的に毎日スワップポイントがつきます。

最後のステップは、購入したドルを売却し損益を確定することで、これを決済と言います。

予想通り為替相場が円安に動いたので、30日後に1万ドルを売却することにしました。

1万ドルを1ドル=120円で売る注文を出し、注文が成立しました。

売却レートが120円で購入レートが115円だったので、5万円の利益を得ることができました。
加えて、スワップポイントの受け取り分が4,560円あり、合計で5万4,560円、手数料600円を
引いて、最終的に5万3,960円の利益になりました。

※スワップポイントとは?
世界各国の金利を並べてみると、国によって金利水準に大きな開きがあり、なかでも、日本の超低金利が突出しています。
このため、2つの通貨を交換(スワップ)する場合には金利差が生じ、その分を調整することが必要になります。

この金利調整分がスワップポイントです。

たとえば、円と米ドルを交換するケースで、スワップポイントが発生する仕組み説明していきましょう。

外国為替証拠金取引で米ドルを買ったまま持っている状態では、金利の安い円を借りて金利の高いドルを持っていることになります。

言い換えれぱ、安い金利を支払って高い金利を受け取ることになります。
これがスワップポイントの受け取りです。

逆に、米ドルの売りからはじめる取引では、金利の高いドルを借りて金利の安い円を保有していることになります。
そのため、スワップポイントの支払いが発生します。
証拠金取引で円より金利の高い通貨を売る場合には、この点に注意が必要です。