FXなら円高でも儲けるチャンス

外貨預金や外貨建てMMFは基本的に外貨を買う取引です。
そのため、円安にならないと為替差益が得られません。

それに対して、外国為替証拠金取引の特徴は、「買い」だけでなく「売り」からも取引をスタートできる点です。
この取引を使えぱ、為替レートが円高に動く場合でも利益を得るチャンスがつかめます。
つまり、円高予想に対して、証拠金取引なら、ドルを売りから取引をはじめて、円高になったところで買い戻せばいいのです。

ところで、外貨を持っていないのに売るというと「そんなことができるの?」と思われるかもしれません。
この取引のイメージを最近デパ地下で流行りの料亭のおせち料理の予約販売を例に考えてみましょう。

あるデパートでは、11月1日から予約販売でおせち料理を販売しました。
12月28日にケーキを仕入れ、31日にお客におせちを引き渡しています。
つまり、おせちがないのに予約販売という形で、先におせちを売り、後からおせちを調達してそこで利益を確定しているのです。
まさにこれが、売りからはじめる取引です。

証拠金取引でも同じです。
まず手元にない米ドルを売って円高になったところで米ドルを買い戻すことで取引が完了します。


●高金利通貨を売るとスワップ支払いが必要
では、外国為替証拠金取引で実際にドルを売るケースを見てみましょう。
例えば、ある日、先行き円高・ドル安になると予想してドルを1ドル117.40円で1万ドル売りました。

売った後、為替レートは一時円安に動きましたが、流れはあなたの予想通り円高に向かいました。

「もうこのあたりで利益を確定」しよう」と1ヵ月後にに売っていた1万ドルを114.12円で買い戻しました。
この取引の為替損益はプラス3万2,800円([売値117.40円−買値114.12円]×1万ドル)です。

ただ、円より金利が高いドルを売っていたので、スワップポイントを支払わねばなりません。
これは3,410円(1日平均1万ドルあたり155円×22日)で、往復の手数料600円と合わせてコストは4,010円です。
結局、2万8,790円の利益を手にしました。

このように、外国為替証拠金取引なら円高でも利益を得られます。